コンテンツへスキップ

カート

カートが空です

栃木レザーにデメリットはある?よくある不安をQ&Aで解消|水濡れ・硬さ・お手入れの本当のところ - RUBATO&Co.
レザー

栃木レザーにデメリットはある?よくある不安をQ&Aで解消|水濡れ・硬さ・お手入れの本当のところ

「栃木レザー デメリット」と検索して、ここにたどり着いた方へ

栃木レザーについて調べていると、魅力やメリットを紹介する記事は数多く見つかります。
けれど、実際に手に取って長く使うことを考えたとき、本当に知りたいのは「良いところ」だけではないはずです。

「本革は水に弱いのでは?」
「硬くて使いにくいのでは?」
「手入れを怠るとすぐに傷んでしまうのでは…。」

せっかく長く使える革製品を購入するので、そうした率直な疑問や不安を持つのは当たり前のことですし、できるだけ解消しておきたいですよね。

そんな疑問や不安を持つ方に向けて、この記事では栃木レザーを扱うレザーブランドとしての立場から、よく寄せられる疑問にひとつずつ正直にお答えしていきます。

良い点だけでなく、栃木レザー製品を買う前に知っておいていただきたいことも含めて、率直にお伝えします。

RUBATO&Co.(ルバートアンドコー)ブラウン・ブラックの栃木レザー長財布 商品ページはこちら


Q1. 栃木レザーには、どんなデメリットがありますか?

結論からお伝えすると、栃木レザーには「水に弱い」「使い始めは硬い」「傷やシワが目立ちやすい」といった特性があります。

栃木レザーは植物タンニンなめしという昔ながらの自然素材を使用した製法で仕上げられているため、化学薬品でコーティングされた革に比べて、天然素材そのものの性質が出やすい傾向があります。
これらは、人によっては「短所」に感じられるかもしれません。

ただ、私たちレザーブランドの立場からお伝えすると、これらは革の欠陥ではなく、化学薬品に頼らず天然素材を活かしているからこそ生まれる個性だと捉えています。

ここから、それぞれの点について具体的にひとつずつ見ていきましょう。

Q2. 「栃木レザーは水に弱い」というのは本当ですか?

はい、耐水性がやや弱いのは本当です。
栃木レザーのような植物タンニンなめしの革は、金属を使うクロムなめしの革に比べて水分を吸収しやすい性質があります。
そのため、長時間濡れたままにしておくと、シミや色ムラの原因になることがあります。

ただし、これは「水に弱い」と言うこともできますが、加工で覆い隠していない天然素材ならではの繊細さであるとも言えます。

雨に濡れてしまった場合も、すぐに乾いた布で水気を拭き取り、風通しの良い日陰で自然乾燥させれば、大きな問題になることはほとんどありません。
ただし、ドライヤーの熱風や直射日光を当てて急激に乾かすのは、ひび割れや硬化の原因になるため避けましょう。

元々、栃木レザーは比較的丈夫な革ではありますので、「使うときに少し気をつけていただければ、それほど水濡れを心配しすぎることもない」というのがRUBATO&Co.としての回答です。

水濡れ時の具体的な対処法や、日常のお手入れ方法については、こちらの記事で手順を詳しく解説しています。

► 【保存版】栃木レザーのお手入れ方法|使い始めから10年後まで美しく保つケアガイド

Q3. 使い始めは硬いと聞きました。使いづらくありませんか?

はい、栃木レザーは繊維がしっかりと詰まった堅牢な革のため、購入直後は手に馴染むまで少し時間がかかるのは事実です。
実際手に取ってみると、「思っていたより硬い」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、この硬さは丈夫さ、つまり長く使えることの裏返しでもあります。

栃木レザーは、数週間から数ヶ月、日々使い続けるうちに手の温度と摩擦によって革が少しずつ柔らかくなり、しっとりと手に吸い付くような質感へと変わっていきます。
最初は硬く感じるかもしれませんが、徐々に手に馴染んでいくので、ご安心ください。

最初から完成された状態を求めるのではなく、レザーを使いながら育ていきたい方にとっては、硬かったレザーが徐々に柔らかくなり、使い心地が良くなっていく過程を楽しんでいただける素材です。

Q4. レザーについている傷や色ムラが気になります。品質に問題はありませんか?

栃木レザーは天然の素材であるため、牛が生きていた証としてキズやシワ、血筋、虫さされの跡などが残っていることがあります。
できるだけ綺麗な部分をレザー職人の目で選定して使用していますが、それでも小さな傷などが残っている場合があります。

ひとつひとつが「均一で完璧に綺麗な見た目」にはならないかもしれませんが、これは品質の欠陥ではなく、「生き物から頂いた素材の証」であると私たちは捉えています。

同じ表情のものがひとつとして存在しないということは、手元に届いたひとつの製品が、世界にひとつだけの表情を持つということでもあります。

元々ついていたものだけでなく、使い込むうちについていく小さな傷やシワも、経年変化の一部として色や艶に馴染み、味わい深い表情のひとつになっていくはず。

傷を「マイナス」ではなく「味わい」として楽しめるかどうかは、栃木レザーと永く付き合ううえで欠かせない心構えと言えるかもしれません。

Q5. 合皮と比べて、劣化しやすいのではありませんか?

時間の経過による変化を「劣化」という言葉でまとめることもできますが、そもそも本革と合皮とでは、起こる変化の性質がまったく異なります。

合皮は表面に樹脂のコーティングを施しているため、数年でひび割れやべたつきが起こることがあります。これは経年による性能低下、つまり本来の意味での「劣化」です。

一方で栃木レザーのような植物タンニンなめしの本革は、使うほどに色と艶が深まっていきます。これは劣化ではなく、私たちが「経年良化」と呼んでいる変化です。

もちろん、本革であっても手入れを怠ればひどく乾燥したり、極端な環境下では傷むこともあります。
「本革だから絶対に劣化しない」というわけではありません。
ただ、正しい手入れを続けていれば、栃木レザーは年月を重ねるほど魅力を増していく素材です。

栃木レザーの経年変化がなぜ起こるのか、その仕組みについてはこちらで詳しく解説しています。

► RUBATO&Co.が栃木レザーを選び続ける理由|植物タンニンなめしの特徴・経年変化・他レザーとの違いを解説

本革と合皮、それぞれの特徴をフラットに比較したい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

► 本革と合皮の違いを徹底比較|耐久性・経年変化・ヴィーガンレザーまで解説

Q6. お手入れは大変ですか?毎日ケアしないといけませんか?

いいえ、毎日のケアは必要ありません。
むしろ、私たちが推奨する栃木レザーのお手入れは「手をかけすぎない」ことが基本です。

植物タンニンで鞣された革は、日常的に手で触れて使い込むことで、手の油分が少しずつ革に浸透し、それが自然の保護膜となって艶が増していきます。
そのため、毎日クリームを塗る必要はなく、乾燥が気になった時に数ヶ月に一度お手入れする程度で十分です。

むしろ、使い始めからクリームを頻繁に塗りすぎると、革の繊維が柔らかくなりすぎて型崩れの原因になったり、シミやカビの原因になることもあります。
「時々クリームで適度に保湿ケアをする」のが美しく育てるコツです。

頻度やタイミングの目安など、より具体的な栃木レザーのケア方法については、こちらの記事にまとめています。

► 【保存版】栃木レザーのお手入れ方法|使い始めから10年後まで美しく保つケアガイド

Q7. 本革の財布は重くてかさばりませんか?

本革の長財布全般に言えることですが、素材やつくりによって重さや厚みには差があります。
栃木レザーそのものは軽い素材ではありませんが、構造や設計次第で持ち歩きやすさは大きく変わります。

一般的な本革の長財布は150~200g程度のものが多く、100g台前半であれば軽快な部類に入ります。
特に、栃木レザー(タンニン革)は繊維が詰まっているため本来重くなりがちですが、私たちがつくる長財布は独自オーダーのレザーと設計工夫により軽量さを実現しています。

RUBATO&Co.の長財布「Smith」は、縦9.5×横18.0×厚さ2.0cmというコンパクトなサイズに、カード20枚・小銭20枚・お札15枚を収納できる構造で、重さは約125g。
十分な容量を保ちながら、一般的な本革長財布と比べても軽く、長財布としては薄さ・軽さを意識した設計にしています。

長財布選びで重さや厚みが気になる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

► 薄い長財布の選び方|厚み・収納力・重さで見る、コンパクトでも使いやすい財布の見つけ方

デメリットとメリットは、実は表裏一体

ここまで挙げてきた特性は、たしかに栃木レザーのデメリットとして捉えることもできます。

ただ、デメリットと捉えられる点も、レザーブランドとしては見方を変えると「レザーならではの良いところ」と捉えることもできると考えています。

  • 水に弱い → 化学薬品でコーティングしていない、天然素材ならではの証
  • 使い始めは硬い → 使うほど自分の手に馴染んでいく、経年変化の入り口
  • 傷やシワ、個体差がある → 同じものが存在しない、世界にひとつだけの表情
  • 合皮より劣化しやすそうに見える → 使うほど色と艶を増していく「経年良化」

もちろん、どちらに感じるかは人によって当然違いますし、良し悪しを私たちが決めるつもりはありません。

ただ、同じ特性でも見る角度によって良い点にもデメリットにもなるので、どちらも知っておいていただくことで、「天然レザーという素材が自分に合ったものかどうか?」を考えるためのヒントになると思います。

デメリットを知ったうえで栃木レザーを選ぶということ

栃木レザーには、水に敏感なこと、使い始めは硬さがあること、一枚ごとに表情が異なることなど、たしかにいくつかの特性があります。
これらを「デメリット」と感じるか、「個性」として受け止めるかは、「年月をかけてその素材とどんなふうに付き合っていきたいか」によって変わってきます。

完璧に均一で、手をかけなくても変わらない素材を求める方には、もしかすると栃木レザーは向いていないかもしれません。

反対に、もし使うほどに自分だけの表情に育っていく過程を楽しみたいなら、デメリットにも捉えられる特性は、むしろ製品に対する「愛着」を育てていくひとつの要素になります。

RUBATO&Co.は、そうした栃木レザーの個性を正直にお伝えしたうえで、時間とともに変化を愉しむ「時を、遊ぶ。」というコンセプトで長財布「Smith」をつくっています。
気になる方は、ぜひ商品ページもチェックしてみてくださいね。

RUBATO&Co.(ルバートアンドコー)ブラウン・ブラックの栃木レザー長財布 商品ページはこちら

最終更新日:

Read more

姫路レザーと栃木レザーとの違いを比較|産地とブランド・なめし方・経年変化 - RUBATO&Co.
レザー

姫路レザーと栃木レザーとの違いを比較|産地とブランド・なめし方・経年変化

姫路レザーと栃木レザーの違いを徹底比較。産地とブランドという成り立ちの違いから、なめし方・経年変化のしやすさ・向いている製品まで、日本を代表する二大レザーの特徴をわかりやすく解説します。

もっと見る
RuffRuff Apps RuffRuff Apps by Tsun